ファッション通信

今年の春夏パリコレクョンはジバンシーが一番面白いなと思いました。

アフリカと日本がテーマで、布を組んだり重ねたりすることで構成されたデザインはエジプト時代や飛鳥時代を思わせるものです。

古代の貴族たちの装束をヒントにしているのでしょうか?

シルクシャンタンのような鈍い光沢が何とも知れない上品さをかもしだしています。

淡いピンクからブルー、グリーンとグレイッシュなカラーが皮膚の色味を美しく見せるのです。


久しぶりにオートクチュールの世界に、華やかさが戻ってきたみたいです。


最近放送されているクリスチャンディオールやシャネルのCMは、マリリンモンローやグレースケリーが登場してハリウッド映画の全盛期を甦らせてくれています。

そして、誰もが憧れのスター、オードリーヘップバーンの衣装はジバンシーがほとんどデザインをしていたそうです。


女性が女性らしく見える美しいファッションは、やはり50年代だと思っています。

メイクもまた、アイライン、アイブロウ、リップのラインはふくよかなアールを持ち、優雅で情熱的です。

今年はリップスティックの*RED*が新鮮です。

アイメイクやチークはやさしい色であまり色を感じさせないくらいに仕上げてアイブローをしっかり描くとかっこいいと思います。


Paris / bortescristian



Paris / bortescristian


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