プリメール着物革命 3

「ポップに遊ぶカラーコーディネイト」 もうひとつの提案は赤を基調にしたさわやかコントラストです。
帯の中央に黄から緑をベースに彩やかさを抑えた紫色のグラデーションがブルーに移ろい全体の強い赤を柔らかく見せてくれるのが狙いです。
半襟のブルーと伊達襟の青が利き色になっています。

このモデルさんは当時千葉大の学生さんで身長が172センチもあり帯から下の長さの分量が長すぎると着物のバランスとしては間が良くありません。

そんな理由で着物は総柄を選び同系色の帯で色をまとめ、襟元を寒色系の濃淡で〆ると大柄な人がかわいらしく見えるのです。

モデルさんの肌色が小麦色でしたから肌色に近いファンデーションで自然に健康的に仕上げました。
また口紅は、あえて着物と同系色を使わないことが若わかしい色使いです。

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