イルデパン島の亀の産卵

サントリー社のトロピカルドリンクの撮影は、まさにトロピカルな場所イルデパン島で予期しない出会いから始まった。

フランスの企業がビーチにアールデコ調のバーやレストランを経営している場所でした。
バーカウンターがヤシの木や熱帯植物とおしゃれに馴染んでいた。

私たちが行ったときはシーズンオフらしくバーはクローズしていましたが、多くの人たちで華やかににぎあっている様子は想像できました。
オフだから使うことができたのでしょう。

この島で2泊する宿はテントなのです。私とモデルのジェニファーの寝室が2つあり、それにリビングは透明のビニールでビーチを眺めることもできた。ふたりでテントを組み立てた。
意外と簡単にできるので欧米社会の＊楽しむ＊文化というか姿勢がこのテントを生んだのだと関心したものです。

朝、目が覚めて透明ビニールのリビングの椅子に腰をかけて意外なものが目に入った。
亀が産卵して海へ戻ろうとしているところだった。
亀のお母さんと目があったのですが笑っているように見えました。

何の警戒心もなくとても自然に映画の一シーンのように時が流れた。
このビーチは入江になっていて小さな島が点在しているので
この世の景色とは思えない光景でした。
今思い出しても奇跡としか言いようがありません。わたしの文章力では目に見えるように伝えられないのが残念です。

ショ－ンコネリーの007シリーズタイランドのパンガー湾のロケーションに似ています。
トロピカルって憧れますね！

日本人のトロピカルへの憧れは慶長15年に始まっていたとか。次回へ…