台風と肌

気圧が高くなり呼吸器の病をお持ちの方やアレルギーの方は汗腺の働きが著しく汗を放出して体温調節をするので皮膚の表面がいつも濡れた状態になりかゆみを持つことがあります。

汗が冷えて寒く感じたり、べたつく感触が暑く感じるので薄い上着や汗を吸い取るスカーフのような布で調節する必要があります。

何事も微妙な調節が大きなトラブルを避けることができるので、自分の体の症状をよく把握することが大切です。

台風の去った日は必ず晴れるので皮膚の表面は何事もなかったかのようにさらっとしていますが、アレルギーを持っている人にはこのさらっとした感覚は意外と乾燥に向かっています。

アレルギー、敏感肌のタイプの人は乾燥をすると抵抗力をなくすので、汚れを正しく落とし（汗や油、ファンデーションなどの汚れ毛穴の汚れは落とします。しかし保護膜である皮脂膜はとらないようにします）★泡の出る洗顔で皮脂をとり過ぎないようにしましょう。次に大事なのは、水分補給をたっぷりして殺菌効果をもたらし保湿の効果を持っているものを選びます。

栄養価の高いアンチエイジング専用よりもバランスの取れた乳化の保湿力（朝まで乾かないがべたつかず、浸透が良いクリーム）のあるタイプのクリームを選びましょう。

要するにアレルギーのある方はメンタル的にデリケートでちょっと贅沢気質。私もそうですから。
ただ、皮膚の表面には何一つ敏感な症状やダメージがこのような気の使い方をしていますと出ることはないのです。
少し長風呂も肌で身体を温め清潔にする贅沢は自律神経も整えますから重炭酸や海水の入浴もお勧めです。

義務的だったり、楽しめない性質の方は年齢を増すごとに潤いをなくすことになります。