大切な24時間の使い方   Lesson1 自分自身を分析する 1-6

心身ともに疲れをためず、明日のために磨きをかけるには?
そんな24時間の使い方をお話します。


仕事を持つ女性は職場で、主婦ならば家庭の中で忙しく過ごす昼間。その時間の使い方はなかなか自分の自由にはなりませんよね。それなら、1日24時間のうち、せめて夜の時間は明日の自分のために大切に使ってあげましょう。

昔、人は太陽が昇れば起き、日が沈めば眠る生活を送っていました。陰陽五行説から見ても、陰と陽が入れ替わるこの時間に目覚め、眠るのが理想的です。

現代ではとてもそれは無理としても、やはり夜型の生活は明日の美しさにとって大敵! 昼夜が逆転した生活や、夜ふかしは肌に悪いだけでなく、30代、40代以降の女性に多い不定愁訴などの原因にもなるのです。

そもそも昼間に働く交感神経と、夜、カラダを休めるための副交感神経が入れ替わるのは午後10時から12時頃のこと。この時間には自然にふわ~っと眠気に襲われるはず。ですから、夜10時頃にお風呂に入ってカラダを温め、心身ともにゆったりした気持ちで12時までにはベッドに入ることが大事です。

たとえ昼間は忙しく過ごしていても、夜、この時間帯での入浴と睡眠を守ることで、心身の疲れが癒され、明日の美しさへの備えができます。そんなカラダもココロもすこやかに美しくなる24時間の使い方を心がけてくださいね。


※陰陽五行説
中国の春秋戦国時代に生まれたとされる思想で、森羅万象を説明する。
この本で展開しているプログラムの多くは、この説に基づいて発展させたものである。


出典:矢野実千代(2008) 『すぐ! メイクがうまくなる本-ぬりえでかんたんメイクLESSON』一橋出版


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