五大要素から見る5タイプ マイカルテ Lesson2 マイカルテへの道 2-2

顔のかたちから、表を下に進んでください。それがあなたの大まかな性質です。
一A～Eのタイプがわかったら、次に進んでください。






フローラルイメージ
マイカルテから、あなたのタイプをお似合いの花にたとえてご紹介します。
自分に合った花をハーブティーなどで楽しんでください。



スイートマージョラム（マヨナラ）
チャーミングな姿と優しい香りを持つ高貴な花

あなたのフローラルイメージはスイートマージョラム。 “マジョレーヌ・ド・ジョルダン(庭のマヨナラ)"という高貴な別名を持ち、古代エジプトではオリシス神に棒げられていました。
小さくチャーミングな花をつけるスイートマージョラムは、「いっさいの悲しみを取る。愛の悲しみも取ってくれる」といわれ、優しく語りかけるような香りが心を静かに癒してくれる花。
あなたという女性も、そんな優しさと癒しに満ちた方です。ちょっぴり疲れやすい、このAタイプの方は、ぜひハープティーなどでこの花を取り入れて。内臓の機能低下などに効果的です。



ウスベニアオイ
英知と自由、健康を守つてくれる“聖なる花”

あなたのフローラルイメージは慎ましい優しさの化身、ウスベニアオイ。
哲学者ピタコラスの弟子連は、太陽に向かって咲くこの花を“聖なる花"と称えました。英知と自由、健康を大切にする人にとっては情念の節制を象徴する薬草です。
あなたという女性も、この淡いブルーの花に似て派手なところがない、透明な美しさと憂いの持ち主。初夏の日差しのようにフレッシュなエネルギーに満ちています。
この薬草は女性のデリケートゾーンの炎症や、国内炎、皮膚の洗浄に有効。歯茎を丈夫にしたり、鼻の赤みを取ったりする効果もあります。



スミレ
誰にでも愛される、可憐で愛らしい春の天使

あなたのフローラルイメージは可愛らしくて慎ましいスミレ。内気な花冠と魅力的な香りを持つこの花の愛らしさといったら、ほかに比べるものはないほど。
春、スミレに出会うたびに感動を覚える方も多いことでしょう。古代の人々にとってもスミレは神聖な花。お祭りの時にはこの花を頭に飾ったといいます。
あなたという女性も、このスミレのイメージどおりの可憐で可愛らしい方です。この花の優しい味と香りをハーブティーなどで、ぜひ楽しんでください。消化器を整えたりする力があるほか、うつ病や胆汁過多にも効果的です。



バラ
宝石よりも美しい存在感を放つ、花の女王

あなたのフローラルイメージは花の女王、バラ。完璧なかたち、ビロードのように柔かな花びら、華やかな香り……宝石より美しいほどの世界を作り上げていると思いませんか？
特に赤いバラは“ローズ・ド・フランス”“コクカール"と呼ばれ、比類ない存在感を漂わせます。この花のフローラルイメージを持つあなたも、特別に気取ったり飾ったりしなくても美しい輝きを放つ女性。しかも、それが嫌味のない美しさであるのが素晴らしいところです。このバラは、のどの痛みや鼻・気管支のつまり、消化器系のトラブル解消に効果的。



ヒナゲシ
可愛らしく華やかな花を揺らす“幸福の象徴"

あなたのフローラルイメージは可愛いヒナゲシ。フランスの有名な民謡の一説では「あの真紅な花をつかみ取りたくなるような可憐さ」「生命と喜びの豊かな幸福の象徴」と歌われる花です。実際、真紅など色鮮やかで繊細な花びらを、雄鶏のように誇らしく風にそよがせている姿は、本当に華やかな可愛らしさにあふれています。
あなたもヒナゲシによく似た、可憐でいて華やかな魅力に満ちた女性。その魅力を引き立ててくれるヒナゲシは発汗を促し、呼吸器疾患を治すなど、“家庭薬局発売の無害アヘン"とさえ呼ばれる力を持っています。


出典：矢野実千代（2008) 『すぐ！　メイクがうまくなる本-ぬりえでかんたんメイクLESSON』一橋出版