恋するリベラーチェのマイケルダグラス
マイケルダグラスを久しぶりに映像で観た。
この映画でアカデミー賞主演男優賞を受賞したことは知っていました。
主人公リベラーチェは70年代アメリカのショービジネス最盛期の頃のスターです。当時はまだまだ若かったマイケルダグラスも晩年のリベラーチェと同じような年齢になり、わざわざ復活させたキャスティングはそれはもうはまり役でした。
スターでありゲイである哀れさを描いた、現実と虚構の狭間で自分コントロール不可能な世界で喘ぎ続けてあの世に旅だつ物語です。
その死に間際に本音を伝えるのです。
ゲイが市民権を持つようになった現代とは違い、当時は同性愛に対する差別やタブー視される空気がありました。
ショービジネスのスター達が美容整形で若さと美しさをドリーム化したのもこの頃からだったと記憶しています。
その裏で老醜と肥満と戦い続ける哀しさも現実であることを描いています。
家、車、衣装、宝石、ありとあらゆるものが全てゴージャス。
無駄の多い生活はエコとは真逆な傲慢な世界であり、さらに人を感動させるためにストイックになっていくのも必然でしょう。
そして何より、男性のファッションは身体のラインを強調したスリムでジャストフィット。シャツの襟は大きく第3ボタンまで開けて肌を見せる。ゴールドのネックレス、太い喜平にダイヤが散りばめられたデコラティブブレスレット。
パンツは腰で履く ヒップボーンのスタイルがとてもセクシー。
エナメルのグッチのベルト。
思えばこの時代から男性が女性化してきたように感じます。
指輪を両手にいくつもつけて、ピアスや大きめのネックレス、ネイルまでも、私のゲイの友人達も自然に取り入れていました。そして、おしゃれの仕上げはサングラスとパフューム。
顔を大きく隠すような目立つサングラスはスターグラスと呼ばれ目立っていましたね。ジバンシー、レイバン、サンローラン、グッチ、ギラロッシュなど、、、、、私も当時のものをいまだに持っています。
そんな時代を経て男女の差が無くなり自由な生き方が尊重されるようになってきた今の時代があるのでしょう。
そしてアメリカがもっとも華やかな時代でした。この後にサタデーナイトフィーバーが世界中に広がっていくのです。
主人公リベラーチェがどんなに贅沢三昧をしても満たされないのは、お金ではなく、物でもなく、本当の愛とは何かに気づいたのでしょう。
「あなたと居る時が一番幸せで、落ち着けた。」 と、この映画は正直に素直に生きる生き方のチェンジを示す奨めかもしれません。
久しぶりにエンターテイメント観させていただきました。ではまたあした☆


この映画でアカデミー賞主演男優賞を受賞したことは知っていました。
主人公リベラーチェは70年代アメリカのショービジネス最盛期の頃のスターです。当時はまだまだ若かったマイケルダグラスも晩年のリベラーチェと同じような年齢になり、わざわざ復活させたキャスティングはそれはもうはまり役でした。
スターでありゲイである哀れさを描いた、現実と虚構の狭間で自分コントロール不可能な世界で喘ぎ続けてあの世に旅だつ物語です。
その死に間際に本音を伝えるのです。
ゲイが市民権を持つようになった現代とは違い、当時は同性愛に対する差別やタブー視される空気がありました。
ショービジネスのスター達が美容整形で若さと美しさをドリーム化したのもこの頃からだったと記憶しています。
その裏で老醜と肥満と戦い続ける哀しさも現実であることを描いています。
家、車、衣装、宝石、ありとあらゆるものが全てゴージャス。
無駄の多い生活はエコとは真逆な傲慢な世界であり、さらに人を感動させるためにストイックになっていくのも必然でしょう。
そして何より、男性のファッションは身体のラインを強調したスリムでジャストフィット。シャツの襟は大きく第3ボタンまで開けて肌を見せる。ゴールドのネックレス、太い喜平にダイヤが散りばめられたデコラティブブレスレット。
パンツは腰で履く ヒップボーンのスタイルがとてもセクシー。
エナメルのグッチのベルト。
思えばこの時代から男性が女性化してきたように感じます。
指輪を両手にいくつもつけて、ピアスや大きめのネックレス、ネイルまでも、私のゲイの友人達も自然に取り入れていました。そして、おしゃれの仕上げはサングラスとパフューム。
顔を大きく隠すような目立つサングラスはスターグラスと呼ばれ目立っていましたね。ジバンシー、レイバン、サンローラン、グッチ、ギラロッシュなど、、、、、私も当時のものをいまだに持っています。
そんな時代を経て男女の差が無くなり自由な生き方が尊重されるようになってきた今の時代があるのでしょう。
そしてアメリカがもっとも華やかな時代でした。この後にサタデーナイトフィーバーが世界中に広がっていくのです。
主人公リベラーチェがどんなに贅沢三昧をしても満たされないのは、お金ではなく、物でもなく、本当の愛とは何かに気づいたのでしょう。
「あなたと居る時が一番幸せで、落ち着けた。」 と、この映画は正直に素直に生きる生き方のチェンジを示す奨めかもしれません。
久しぶりにエンターテイメント観させていただきました。ではまたあした☆


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