“目幅"は美意識とメイクのものさし 見えるものチェック Lesson1 自分自身を分析する 1-2

意外に注目されない目の横幅。実はこれが自分の本当の顔型や、
その魅力を生かすための鍵なのです!


あなたは自分の“目幅”をチェックしたこと、ありますか？　目のかたちやアイメイクには熱心でも、日幅をじっくり観察したことのある人は少ないはず。

でも、この目の横幅こそが美意識とメイクの大切なものさし！　左の図のように目の横幅によって顔を縦に５つに割ってみると、自分の顔が５つに均等か、目が中心に寄った“求心顔”か、日が離れた“遠心顔”かがわかります。

さらに大切なのは、それによって正しい顔のかたちもわかるということ。目幅の端、日尻からまっすぐラインを下ろしていって、あごのえらのエッジにぶつかれば四角い顔。ぶつからなければ丸い顔。そんなふうに自分の本当の顔のかたちがわかります。親の刷り込みや自分の思い込みで「私は丸顔」と思っていた人が実は四角い顔だった！　なんてことも多いので、ぜひ試してください。

ただ大事なことは、“求心顔”も“遠心顔”も、丸顔も四角い顔も、どの顔が正しい理想形かという考えを捨てること。以前は卵型の顔が理想とされたけれど、今は個性化の時代。自分自身の個性を見極め、生かすことが大切なのです。

そこで、まず目幅によって自分の顔をチェック。その個性を生かしながら、目幅にポイントを置いたメイクで、よりあなたの魅力を高めてあげましょう。



目幅を軸として自分の顔を縦に5つに割ります。
自分の顔写真を撮影して使うとわかりやすいでしょう。
それが「目幅×5(等分)=顔幅」ならバランスよく見える理想的な顔。
そうでなければ目が中央に寄った求心顔か、目が離れた遠心顔かがわかります。
また目尻からまっすぐ下ろしたラインにあごのえらがぶつかれば四角顔、ぶつからなければ卵形や丸顔など、顔の形も確認できます。



出典：矢野実千代（2008) 『すぐ！　メイクがうまくなる本-ぬりえでかんたんメイクLESSON』一橋出版