猛暑のスキンケアー(クレンジング)

すでに、日本は熱帯地方のような気候になってしまったようです。
33年前にシルクロードのロケで体験した真夏の60日を思い出す程です。暑い毎日の中で身体は悲鳴を上げていると同時に皮膚は体の一番外側にあるので体の中を守るために体温調節をしたり、気温の寒暖の差をキャッチして機能作用をコントロールする脳に送る役目を持っています。
自分が意識しなくても正常に保つ役目を担っています。私たちが自分で意識して行動しているのは感覚器と感受性、好き嫌い、感情コントロールをする高等動物である証拠です。



猛暑が当たり前になっては困るのですが、気温が高すぎるわけなので簡単に済ませるスキンケアーをご紹介したいと思います。

まず、なぜ肌の手入れが必要なのか?を確認してみることにしましょう。
1、汗、皮脂、栄養素、が肌の表面を覆っています。そのバランスが環境汚染や酸化などによって単なる自分の皮脂の汚れや汗の塩分、尿素などが自然環境の汚れと混り、UVなどのコスメの成分やファンデーションの酸化などを正しくおとすことが重要になります。

皮膚の汚れを正しく落とすことでスキンケアーは80%は大丈夫なのです。ではどんなクレンジングを選べばよいのか?
1、ゲル状のクレンジングは皮脂膜まで落としてしまうモノが殆どです。
2、オイルクレンジングはオイル自体が汚れを落とすのではなく、オイルという形状が表面の汚れをとっているので、根本的なクレンジングの効果は望めません。
必ずオイルクレンジングをすると、ダブルクレンジング(洗顔フォーム、石鹸洗顔、洗顔クリーム))などであらうことになります。
それはオイルクレンジングをしているために洗顔をさせることでベタツキを取り除くのです。それが皮脂膜をとり過ぎることになっています。
それにクレンジングに使うオイルの分子が大きいので毛穴の中に詰まってしまいますから、長年使っている人で特にほほの中央が500円玉の一回り大きいシミの塊を良く見かけます。

良いクレンジングの見分け方はミルク状のふっくらした形状のものを選びましょう。


美肌になるには使う量が大切ですから、使い方も説明をしておきますね。
手の平に500円玉くらいをとり、指先でクレンジングミルクを両ほほ、額、鼻筋、顎の順にのばしていきます。

両手で顔の中央、目の下に手を左右対象におき、螺旋を描くように中心から外側、外側から肌理に逆らって汚れを誘い出してください。
何度か繰り返してから、スポンジチーフで目の周りをふき取り流水で洗い流してください。

夜のクレンジングは、ファンデーションを厚く塗っていれば2回行ってください。
さっぱりと気持ちが良くて突っ張ったりしなければ、正しく汚れが落ちている証拠ですし、皮脂膜は失われていません。

皮脂膜は保護膜とも言って残すことが肌を保護することになります。
こすり過ぎたり、洗いすぎたりすることは皮膚を薄くしてしまいますから外気から肌を守ることができないのです。
「何でも過ぎたるはおよばざるが如し」ですね!



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