保護クリームで肌をしっかり守る LESSON4 メイクアップ前のスキンケア 4-3

ファンデーションの前には下地の保護クリームを必ずつけて。
季節を問わず、UVケアも必要です。

メイクをするときには必ず保護クリーム(下地クリーム)をつけましょう。


「べたべたするからクリームは嫌い」と言う人がいますが、しっかり下地をつけずにファンデーションやパウダーをつけると、肌は乾燥し、老化してしまいます。
保護クリームの中でUV効果のあるものは、クリームにねちねち、ねっとりした粘りがあります。実はこれが大事なこと。
ねっとりしたものは紫外線遮断材の粉の周りを油の分子がしっかり包んでいるので、肌に負担をかけません。一方、さらさらした感じのものはこの油の分子が薄いので、遮断材がそのまま肌についてしまい、負担をかけてしまうのです。また、ねっとりしたもののほうがメイクのつきがよく、長持ちします。




下地クリームとUVクリームを別につける場合もあります。
最近のUVクリームはほとんどが薄紫がかった白い蛍光色。
ねっとりしているので、指先だけで顔に伸ばすと、指を置いたところが自く濃くなってしまいます。そこで手のひら全体で手形を押すように置いていくことがポイント。むらなくつくように適度な量を伸ばしましょう。
UVクリームをつけるとメイクが白く仕上がりがちなので、ファンデーションはいつもより一段暗くするくらいに。UVクリーム+ファンデーション+パウダーを乗せたときにちょうどいい肌色になるように計算してつけてください。UVクリームをつけたときは特に早くメイクを落とせば、明日のメイクののりも安心です。


出典:矢野実千代(2008) 『すぐ! メイクがうまくなる本-ぬりえでかんたんメイクLESSON』一橋出版


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