【実践編、ベースメイク】目指せ!しっかり塗ってもナチュラルな”女優肌” 自分をキレイに見せるワザを磨こう!5-4


Before
肌の色は一般的な日本人のオークルよりも、やや色白。
頬などの赤みも少なく、整った顔立ちがシャープな印象です。


1、コンシーラーで目のクマをカバー
日本人は茶色のクマが多いので、黄味がかったコンシーラーをセレクト。
色素が目立つところだけでなく、その周りにも伸ばしてなじませ、自然にカバーして。


2、Vゾーン上にはピンク系ファンデを
まずは、シェルピンクのファンデを指にとり、Vゾーンの上に塗っていきます。
内側から外側へ向かってのばしていくのがポイント。これで明るい印象に。


3、Vゾーン下には肌に合った色を
今度は、肌の色に合ったファンデをVゾーンの下に塗ります。
面積の広い頬からあごへとのばしていきましょう。
口周りなどの細かい部分のキワまで忘れずにキレイに塗って。


4、再度コンシーラーでシミ隠し
目のクマより目立つシミは、ファンデーションの上からコンシーラーで隠します。
スティック状のコンシーラーを専用の筆にとり、シミの部分に丁寧に乗せていきましょう。


5、ファンデの上に必ずパウダーを
仕上げに、2・3で塗ったファンデを水に含ませたスポンジ※で叩くようにすると、水と油が吸着し合って崩れにくくなる効果が。
さらにその上からパウダーをのせ、Vゾーンの色の微差をなじませます。
均一にのせたら、余分な粉は必ず払って。

※ファンデーション用のスポンジに、スプレーや霧吹きで水分を含ませてよく揉み込み、ティッシュなどで包んで、水分を取り去ったものを使うと、効果抜群!


6、ニュアンスカラーで表情づくり
ラベンダーのニュアンスカラーを目尻側に”C”型に乗せ、さらに頬骨の下にはシェイディングカラーを入れます。
線にならないよう、あごのちょうつがいを中心にぼかして。


7、チークはフェイスラインにも
肌色に近いマットなオレンジベージュに、パール入りのオレンジベージュを少し混ぜて、頬骨の下辺りに入れます。
その後、額、生えぎわ、あご先まで全体にぼかし、フェイスラインを引き締めて。
色が出るか出ないか程度にのせるのがコツ。


Base Finish
イキイキと自然な質感のつややか肌、完成!

出典:矢野実千代(2004) 『素肌力!-自分でつくる魅力の素肌』たちばな出版


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