個性的な人

とかく日本では「個性的な人」をあまり良くない総称として使う傾向があるようです。
おなじものを着て、同じように礼儀正しく信号を渡る。人より目立たなく流行は少し取り入れるといった位を好むようにかんじています。

私もカウンセリングをしていて、その人のお好みに従いアドヴァイスをしたりメイクやエステを施しているのは楽ですが、する側もされる側も今と違う発見が大事であって、人の出会いもそこに刺激や触発される歓びがあるからこそ意味のあることが生まれるのではないでしょうか?

事なかれ主義という言葉は言い換えれば無責任のような気がします。
「和をもって尊しとなす」の精神が本来とは違う悪い形で表れているのでしょう。

プロとして様々な人たちを関わっていると、受動的であり続けたいと思っている人が多いのには驚かされます。私がおかしいのかと錯覚するくらいです。

見えるものも見えないものも個性で、長所も短所も個性です。
そんな自分を自分で受け入れるものさしが自分を幸せにする鍵のように思います。



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