人として向き合う、それが肌を目を口をキラキラさせる!

薬局の店頭には口腔ケアー、歯茎のケアーに関する製品がずらっと並んでいます。
昨年よりずっと商品数も多くなったような気がします。これも高齢化社会のマーケットが拡大しているからだろうか?

団塊の世代が60代に入り、いよいよ世界一の高齢者の大国になっています。欧米では日本のやり方を見て学習し対策を考えるらしいのですが、年を重ねると歯、目、腰、足ありとあらゆる老化現象が表れる。

一番の気になる部分は歯と歯の間に隙間ができ歯茎がゆるくなる。ポケットができ食べ物が入りやすくなる年齢は60歳を超えてから。自覚症状があらわれてきてからでは遅い気がします。40代の後半からホルモン減退期の症状の中に歯茎の現象も出ているのに目を向けていない気がします。

何にでも結果が出てからでは対処しにくいものです。歯は変わりがきかないので義歯にしたときから、生きる力が弱くなると思う。

口の中と言っても、歯槽膿漏になりやすい人、虫歯になりやすい人、そして高齢者ですと口腔内が狭くなるために滑舌が悪くなったり、歯でたべものをよく噛まないと免疫力が落ちたりなどします。そして感性も衰えてきます。
化粧療法で長年老人ホームに行ってひとり一人の特徴を記憶するほどになっていましたから、口腔ケアーの大切さをひしひしと感じていました。
それぞれの個性を分析、総合して予防すれば全身の病気の発症が違ってくるのではないでしょうか?

フランスの認知予防としてユマニチュードという考えがあります。それは患者さんの気持ちになって人として向かい合う医療で、ただ病気を治そうとするのではなく、心、人生、人間として向かう合う、これが見直され効果を出しています。

本来の人の営みとして、寄り添って生きることが当たり前の姿ではないでしょうか。

私のカウンセリングも、肌だけにとどまらずその人の個性の特徴をとらえてコンサルしています。
それが最終的に肌に表れ最高の結果を生むのです。



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