赤いリップがお似合い

鎖骨の見えるボートネックの襟のラインは、肌の白さと赤い口紅、引きつめられた黒い髪、フェイスラインの角ばった顎、首の長さをバランス良く調和しています。

このドレスはモデルをお願いした生徒さんの自前のワンピースに、
シャネルのネックレスやローマの手袋専門店で買ったブルーのレースグローブ、イヤリングなどアクセサリーをコーディネイトしました。

私のスクールの「パーティメイクショウ」で同時に5名のモデルさんをデモンストレーションしていくというものです。イメージの違いをステージでショウアップさせることが狙いでした。

この方はもの静かで、地味に見える方なのですが、赤いリップをアウトカーブに引くことで別人のように変身されました。
その大きな理由は白い美しい肌をお持ちだからです。
ヘアーも肩まで長く下ろしておられ、顔を前面に出すことで、元々の顔のフォルムが浮き出てくるのです。

肌が露出している分量と黒いドレス、ブルーの手袋とクリスマスアクセサリーの刺繍のブーツが、より一層大人の女性の遊び心を誘ってくれます。