素肌力!自分でつくる魅力の素肌 プロローグ 美肌のルール7か条

あなたは今の自分のお肌に満足していますか?
満足していないから、もっときれいになりたい?それとも「一生懸命ケアしても、ちっともきれいにならないんだもん」とか、「ずっと手抜きのお手入れをしてきたから、今さら無理でしょ」なんて思ってる?

でも、お約束しちゃいます。本当に正しいお手入れをすれば、どんな肌も必ず美しくよみがえるってこと。

逆に間違ったケアをしていたら大変。肌はきれいになるどころか、かえってトラブルを悪化させてしまいます。
今の時代、スキンケアやメイクの情報はホントにいっぱい。でも、そのぶん商品知識や流行ばかりに目がくらんで、自分の肌を見失っている人がなんて多いこと!

情報に流されたり、とらわれたり、こだわりすぎたりしてはダメ。ブランドではなく本当に上質なもの、自分にふさわしいものを見極めなくては!それができれば、あなたのお肌は必ずイキイキと輝き始めます。

本当に上質なものを見つけるのに必要なのは、情報にまどわされないニュートラルな視線。それを身につけるために大切なのが五感を磨くことです。

ときには街を離れ、森や海や山を歩いてみましょうよ。
自然の光や音、香りを感じることで、人間の五感は豊かに磨かれていくもの。また生活空間を素敵な潤いに満ちたものにして、毎日の暮らしを楽しむのも大切ですね。

20世紀は戦いの時代、火の時代でした。そして今、21世紀は、水がまじわるように、人と争わず協調する時代。
それは、また”美”の時代でもあります。
磨かれた五感を発揮して、自分自身と生活を見直し、あなたらしい美しさを取り戻す時代なのです。

顔とは私たちが出会うもの全てを受け止める”受容器”。
そしてまた、あなたのすべてを映し出す”鏡”。だから、いつも美しく輝く肌であることが大切なんです。

では、そのために何をすればいいかって?――その答えはすべて、この本の中であなたを待っています。





美肌のルール7か条


一、顔は体の一部分であることを意識する。
一、皮膚も髪も爪も、形が違うだけで心と生活から成り立っている
一、ベーシックなスキンケアと部分ケア――化粧品をうまく使う
一、化粧品情報やウワサに振り回されない
一、いつも笑顔で過ごす
一、朝昼晩、ゆっくりと吐く息を意識する
一、私だけの美しさを信じる

出典:矢野実千代(2004) 『素肌力!-自分でつくる魅力の素肌』たちばな出版


コメント