巣鴨酵素風呂

20年前から行きたいと思いつつ、行けていなかった巣鴨酵素風呂へやっと念願が叶って行ってきました。
ヒノキのおがくずを、大高酵素と混ぜて自然発酵させます。
生きた酵素の調整をしている女性の話ですが、
季節や気温などによっても発酵の度合いが違うので様子を伺いながら準備をするそうです。

ヒノキは抗菌、抗カビ効果があり、大腸菌や黄色ブドウ球菌に対して、抗菌作用、殺菌作用があります。
そのほかに疲労回復や精神安定、消炎作用、血圧安定、アトピー、保湿、や運動能力を向上させるなどがあります。それは、フィトンチッド効果によるもので、森林浴として多く知られています。
森の中は清々しく爽快感があり、樹木の発散する芳香でリラックスでき、その時に出るアルファー波は自律神経の安定に効果があります。
また、防虫効果としても、ヒノキの精油は昔から害虫駆除剤、シロアリやゴキブリ、ダニなどを寄せ付けないので民間療法として長く使われてきました。

総檜の家に住むと快適でしょうね！

そして、ウィキペディアによると、「酵素は生体に起こる化学反応に対して、触媒として機能する分子である。」と
さらに、酵素の触媒によって触媒される反応を＜酵素的＞反応という。

生物が物質を消化、輸送、代謝、排せつに至るまであらゆる過程を関与しており、生体が物質を変化させて利用するのに欠かせないものです。

ヒノキと大高酵素、この働きを活用した酵素風呂は、匂いは発酵しているので独特の臭さはありますがすぐに慣れますよ。
自然界にある匂いだから人工的な芳香剤とはちがうのでしょうね。

おがくず風呂に入るには、大きなデカパンツを履いて、耳まで入るヘアーキャップを被り、仰向けになります。おがくずの布団に、さらに枕もおがくずでその感触が落ち着くのです。

最初は緊張していましたが、その緊張はすぐにほぐれ、あらゆるサウナよりも体が温まりました。

体の不純物が出た感じです。聞くと、京都のお坊さんが考えたものらしく、おがくずの発酵に携わる方の愛情と勘所によって、酵素が反応している要素も大きいのではないでしょうか。