1927年の流行メイク

ポーラ研究所が翻訳をしているFASHON IN MAKE-UPによると、1927年までは見え透いたけばけばしい化粧の時代でした。
もっと繊細で自然なメイクを流行らせ、洗練されたマダムに向かわせようと専門家たちは話していたらしい。

女性のファッションは経済や時代を象徴していることはご存知のとうりです。
1927年はおかしなメイクの流行があった。それは、目立った緑色のパウダーを使うことが、スマートでエキゾチックだとされ、その緑色は病的な元気のない弱よわしさを面白いと思っていたとか!

女優ナジモワが、緑の粉白粉を使ったという噂が広まり、多くの女性たちがレストランや舞踏会場に現れ、詩人ダンセニーの書いた神のように尊敬と困惑を巻き散らかした。

まだ保守的な女性は明るい色の口紅を使っていました。
マスカラと眉ペンシルは一般には夜に使うのが普通でした。

またアイシャドウは、棒状の口紅タイプのアイシャドウしかなかったので、瞼につけても長時間つけるとよれたり色が落ちたりした。それを使う女性は嘲笑されていた。
濃い色の混合物でしたから、太陽に当たるとシミになっったりかぶれることもあった。

流行に左右される情報もあまりない頃に、気になる噂は芸能界女優さん発信情報源となり、今でいう口コミは変わらないものなのですね。

今でも緑色の粉白粉何年か前から出ていますね。


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