陰気は笑って究極の美人作り

何があっても笑っていられると不思議と気持ちが楽になります。
気持ち(心)が身体に作用することは、武道やおもてなしの茶道でも教えてくれます。
陰気になっても早く気持ちを切り替えて笑う行動力が鍵です。

生きものは太陽に向かって、向日葵のようにたくましく生きていける存在だと思っています。

フランスの国立病院で、精神科の患者さんに化粧療法でかかわった時のことです。精神が病んでいる人の特徴は自分を嫌いな人が多いのです。自分を嫌いな人は自分の元、親を好きではありません。

その親との関係性を取り戻すレクレーションを行って自然に笑顔が心から湧き出る訓練を行っています。
笑う訓練(歌を歌い楽しむ、絵を描く、陶芸、ダンス、メイクやエステティックなど)

自己表現をすることは自分を認めていく段階になり、さらに、展覧会を通して人から認知してもらえる喜びを味わっていくのです。
その訓練は美意識の高いフランス人だからこそ、具体的な実践を積み重ねた専門家のプログラムには、尊敬と羨望に心を打たれたことを思いだし、胸にジワーッと温かいものが蘇ってきます。

夜の暗闇を陰と言い、昼間の太陽の明るさを陽というように、どちらかがなくても、生きものにとっては生きていけません。
だから感情にとらわれることなく気持ちを切り替えて、笑っていられるように努力したいものですね。

肌も目もイキイキ、ツヤツヤになりますよ。だれでも出来る究極の美人作りです。




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